耳障りな実況は今日でおしまい。60点取れる"実況"のコツ
どうも。一般関西人のげどーと申します。
最近は配信もあんまりやらずにウマ娘とブラサバERに明け暮れています。
最初はなんでこんな記事書いたのかここにつらつら書いてたのですが、長くなったので記事の最後の方におくことにして、さっくり本題に入ります。
この記事はどんな記事?
・みんなが勘違いしてやりがちなミスをズバっと指摘する。
・実況とは大きなミスがなければ「普通の言葉で普通に話せば60点は取れるもの」。
・結論としては「僕はこういう実況が嫌いです」になるかもしれない。
よろしくお願いします。
※いわゆるゲーム実況ではなく、格ゲーの試合等に付随する実況のお話です。
■具体的に何をどうすればいいのか?
まず前提として、私は話のプロではありません。ただのゲーマーです。
なので、目指すべきは「誰が聞いても聞き惚れる流暢な実況」ではなく、
「誰が聞いても嫌悪感のない、平均点の実況」です。目指せ60点。
普通の人が普通に話していて「耳障りだなぁ」と思うことはまずないと思います。
なので、当記事では「減点要素を取り払う」ことにのみ注力します。
1.沈黙を恐れない
「実況」というと、「常に喋り続けていなければならない」と思っていませんか?
「黙ってはいけない」という考えから実況に慣れていない方がやりがちなミスとして最たる物がこれです。
ⅰ)「さぁ」の呪い
さぁ開幕
さぁ波動拳を撃って
さぁ前ジャンプに対して昇竜で落とす!
さぁ起き攻めは!?
さぁ投げを仕掛けていく!
こんな実況、皆さんも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
同じ言葉を何回も何回も聞かされると、日常生活でも気になりますし、
実況もそれと同じで、何度も同じ言葉を繰り返されると気になってしまいます。
それが、日常生活で何度も「さぁ」「さぁ」言う人なんていないはずなのに、
「実況」になると急に「さぁ」が毎行頭につく人が現れます。
これを私は「さぁ」の呪いと呼んでいます。
私自身も出る時は出ちゃいます。1回も言ったことはないとは口が裂けてもいいません。
ですが、うっかり口から1回出た時、「2回目はないぞ」と自分に言い聞かせるのが本当に大事です。
これをやめるだけで減点はめちゃくちゃ減ります。
というかこれにムカついたので今日は記事を書きました。
人類を呪縛から解き放ちたい。
ぶっちゃけこれだけやめてくれれば60点は貰えるくらいの奴です。
「さぁ」の呪いが100点満点で-75点くらいの大罪だとしたら、
後の奴はだいたい-3点とか+2点とかそんなんです。
以降は蛇足かもしれません。
ⅱ)いっそ黙っちゃってもいい
言うことがない時に、「黙っててはいけない」という思いからか
「え~~~~~~~~」とか「さ~~~ぁ~~~」みたいな「とりあえず発声」で無音ではない状況をとにかく作ろうとしてしまう人がいますが、耳障りなのでやめましょう。どうせゲーム音が流れてるのであなたが思うほど無音になってないです。
言いたいことがある時にそれを言えば大丈夫です。
ちなみにこれはガチの経験談なのですが、
試合中に「あっ、今めっちゃ黙っちゃったな…」と思った箇所、
後から見返すと2秒くらいの沈黙で全然気にならないなんてことがめちゃくちゃよくあります。
無意味な音を出すくらいなら静かにしてましょう。
2.自分の実況は必ず聞き直す
上手にできたと思った時も、失敗したと思った時も、とりあえず自分の実況は聞き直しましょう。
自分の耳で聞いて「耳障りかもな」と思ったらそこは直す。割とそれだけです。
自分で「さぁさぁ」言ってるのを聞き直しても気にならない人には何も言えないですが
自分の声を聞くの恥ずかしい~って人、たまにいますが(というか俺もそうでしたが)聞いてるうちに慣れるので安心してください。
というかそれを人様にお出ししている以上は我慢して聞いてください。
3.下準備をする
このキャラだったらこういうシチュエーションはありそうだなー、とか、
この組み合わせだったらこの牽制技の振り合いになってこっちが勝つなー、とか、
あと余裕があったら技名とか調べておくと、咄嗟にデキる感が出ます。
上手くハマると60点以上の実況に見えることがあるので、あらかじめ調べられることは調べておきましょう。手元にカンペを作ったりするのも効果的です。
何より下準備をすることによって、心の余裕ができるので、黙る時は黙る、喋る時は喋るというメリハリも効きやすくなります。
4.素直な感想を言う
「すげぇ」と思ったら「すげぇ」。
「わからん」と思ったら「わからん」。
素直に言えばいいです。
格ゲーの実況を頼まれる時は解説も兼ねることが多いですが、実況の仕事はすごいことがあった時に叫ぶことと言っても良いです。知らないことまで無理に解説しようと頑張らなくていいです。チャット欄でリアクションを構えている視聴者に先駆けて叫びましょう。それでその瞬間は100点です。
5.聞いてる人は友達だと思う
聞いてる人はお客様、俺はホスト側の人間…と思うとそれはもう緊張してしまいます。
なので、「同じゲームを遊んでるプレイヤー同士なんだ、お友達なんだ」という意識は持っていた方がいいです。
(決勝戦とかだと流石にゲーム画面に集中したほうがいいですが、)画面に映ったキャラに対して「そういやこいつってこないだ強化もらったよな~」みたいな雑談だって別にしちゃって大丈夫です。同じゲームのプレイヤーですから、それだって楽しい話の1つです。
総じて、無駄に力むのは良くないという事だけ伝われば幸いです。
最後に
書き終わってから思ったのですが、これ全部「俺の好み」の話に終始している記事ですね。
「さぁ」を毎行挟む実況が一番聞いてて気持ちええねん! って人もいるかもしれません。
俺は嫌いだっていう、ただそれだけの記事です。
あまりにぶっ叩かれたら削除します。
ただ、これを機に人類が「さぁ」の呪いから解き放たれてくれれば、僕にとってはとてもとても生きやすい世界になりますので、共感して頂けた方は存分に記事の拡散して頂けると嬉しいです。
それでは。